2012年10月12日金曜日

病院予約システム|3つの予約受付方法、どれを選ぶ?


予約制で病院・クリニックを運営する場合には、下記の3つの中から貴院にフィットするものを取捨選択・組み合わせて利用することになります。

A. 電話予約(スタッフが受付)
B. 電話予約(システム自動応答)
C.  ネット予約

今回は、それぞれのメリット・デメリットをまとめることによって、どの方法をとるのが貴院にとって最適かを判断する際の参考になればと思います。


A. 電話予約(スタッフが受付)

システムを導入しない場合は、電話で予約を受付けることになります。当然、診察後の次回予約などもあるので、必ずしも電話には限りませんが、システムを介さず受付スタッフが予約を受付ける方法です。


〇メリット
・患者がはじめての貴院にコンタクトする「予約」の段階で、生身の人間が対応できることによる安心感・イメージの向上。

・込み入った予約(複数名、症状の相談)に柔軟に対応できる。

・システムの導入費用などが必要ない。

×デメリット
・「来院受付」と「予約受付」の兼務によるロス、ミスの発生。
  (電話に出られない、受付業務が止まるなど)

・電話が混み合い、繋がらなくなった場合に機会損失が発生する。

・病院の受付時間中にしか予約を受け付けられない。


B. 電話予約(システム自動応答)

病院予約システムの中には、予約電話をシステムが自動応答し受付けるオプション機能を用意してるものがあります。


〇メリット
・ インターネットを使えない人でも24時間予約ができる。

・ その分の受付スタッフの負担が減る。

×デメリット
・ 電話自動応答を使うということは、通常は一般電話は使いませんので、Aのメリットを諦めることになる。

・ 上記に関連し、自動応答での予約にはとても時間がかかるので(1~2分ぐらい)、一般の人、急いで予約を取りたい人が面倒で使いにくくなる。

・ システムに費用がかかる(通常のシステム費+オプション費用が発生)


C. ネット予約 

病院予約システムの基本機能。患者が携帯、PCから24時間予約ができるようになります。



〇メリット
・携帯、スマホ、PCの使える人なら24時間いつでも予約ができる。

・同時に何人も予約ができるので、機会損失が発生しない。

・その分の受付スタッフの負担が減る。

×デメリット
・複雑な予約を受けられない病院予約システムがある。

・システム費用がかかかる。


以上のように、当然どの方法もメリット・デメリットがあります。

ひとつ言えることは、Aの方法でうまくいくならそれにこしたことはないということです。やはり、電話をしたときに病院のスタッフが丁寧かつ柔軟に対応してくれるほうが、ネット予約や電話自動応答より安心感があります。(おそらくこれは、老若男女とわずそう感じるのではないでしょうか?)

ただ、スタッフの人件費はシステムの費用に比べて高いので、簡単に1人増やすといったことができません。また、システムのように24時間ずっと働いてもらうこともできません。

病院予約システムを導入することによって、スタッフを追加することなく予約受付業務を軽減することができれば、スタッフはとても仕事がしやすくなるはずです。また、患者さんも「24時間予約」や、「予約状況の可視化」などのメリットを実感し、すごく喜んでくれるでしょう。

一方、Aのスタッフによる電話受付だけの運用では、来院受付や会計業務に支障や遅れが出る場合には、病院予約システムを利用する価値があると思いますが、BとCはどちらを選べば良いのか、それとも両方必要なのかといったところはそれぞれの病院・クリニックの状況により違ってくると思います。

ここで知りたくなるのは「患者さんのネット利用率」だと思いますが、
この話は、データを交えてまたの機会に書きたいと思います。



関連記事: 病院予約システム ~その機能、MUST?WANT?~

キーワード: 医療機関,病院予約システム,予約ソフト,方式,ネット予約,外来予約システム


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